転職活動の進め方Part4 面接に向けた志望動機・逆質問の準備と心構え

転職

こんにちは!化学系メーカーに勤めている転職2回経験者の春巻き太郎と申します。
この記事では

  • 「転職での面接ではどんなことを聞かれるの?」
  • 「準備は何をしたらいい?」

と思われている方に向けて、面接準備や本番での注意点についてまとめました。

春巻き太郎
春巻き太郎

新卒の面接と転職の面接はアピールするポイントが違うことを意識しよう!

面接前の準備

「新卒の転職活動で面接対策はやったし、その時みたいにやればいいんでしょ~」

と思われているアナタ!それは半分正解で、半分間違いです。聞かれることは志望動機のように同じものもありますが、職務経験のように中途採用ならではの質問も受けます。

では何を意識して準備をするようにすればスムーズに進むでしょうか。

それは、中途採用者に持たれている期待に合う回答を用意することです。

春巻き太郎
春巻き太郎

職務経歴書作成と同じように、採る側の気持ちを考えて準備を進めていこう

「中途採用に期待されていること」を想像しよう

ここで採用側に立って想像してみましょう。新しく入ってくる人に何を期待しますか?
例えば2つの例を見てみましょう。

①製薬業界の研究開発担当者で、経験があり即戦力になる人が欲しい
→同じ業界で5年ぐらいは働いていて、ある程度成果を出している人がいいな

②知的財産管理で人が欲しいが、経験は求めないが最低限の開発経験があることが希望
→数年程度の開発職経歴があり、新しい知識でも柔軟に取り込める人が良い

①はいわゆる経験者採用になります。職務経歴ではこれまでの成果を具体的に、志望動機ではなぜ今の職場では希望が満たせないのかを強調するようにしましょう。

②は未経験転職(キャリアチェンジ)に当たります。職務経歴では新しい職種と被る部分を強調しながら、なぜこれまでのキャリアを捨てて新しいチャレンジをしようとしているかを説得力を持って伝えられるようにしましょう。

それでは具体的な準備方法について見ていきましょう!

良く聞かれる項目と対策

①1分程度の自己紹介

面接会場に入室してから一息ついたところでまずは自己紹介を求められるケースがあります。

  • 卒業大学名と専攻(理系の場合は研究内容を一言で)
  • 入社した社名と部署名、仕事内容。志望する職種と関係する部分は内容に入れる。

これを1分程度で話せるように事前に話す内容を整理しておきましょう。いきなり3分以上話し続けるのは緊張している中で非常にエネルギーを使いますし、聞いている側も疲れるので1分で話すことは必ず守るようにしましょう。

②志望動機

新卒での就職活動でも定番の質問ですが、転職面接でも必ず聞かれます。上でも少し触れましたが、自分の転職が経験者採用か未経験採用かによって強調するところを変えましょう。

それぞれの大まかな話の流れは以下を参考にしてください。

経験者採用の場合

  1. これまでの仕事内容でやりがいをもって成果を出してきた。
  2. ただし今の会社では○○○○という点が解決できない。
    ○○○○:大きな規模で仕事をしたい、海外or地元で仕事がしたい、意思決定が早い組織で仕事がしたい、など
  3. 転職活動を進める中で御社のポジションであれば、この点が解決すると思い志望します。

未経験採用(キャリアチェンジ)の場合

  1. これまでの仕事内容でやりがいをもって成果を出してきた。
  2. しかし○○職を担当したいという気持ちがあり、今の会社ではその方向への異動が難しい
  3. 御社ではこれまでの私の経験も活かして貢献しながら○○職を担当できると考え志望します。

③逆質問

面接官から一通り質問を受け終わった後、「最後に質問はありますか?」と必ず聞かれます。

当然ですが、この時に「特にありません」というのはNGです!前もって質問を考えておきましょう。

逆質問の例

  • 中途採用者に関する質問
  • 仕事の進め方のイメージを持つための質問
  • 所属予定部署の今後の方針について

面接本番での注意点

準備が整えば後は落ち着いて本番に臨むだけです!

いくつか覚えておいていただきたい心構えを紹介します。面接前に見返して面接突破に役立ててください!

面接官はお客様と思って回答する

面接の雰囲気は始まるまで分かりませんが、中には結構くだけた雰囲気を作っていただける会社もあります。緊張を解きほぐそうと意識してそのようにされており、その点は非常にありがたく思うところですが、過度になれなれしくなってしまうことだけは注意しましょう。

特に現職と同業種の会社を受ける場合には要注意。もしご縁がなかった場合に、現職を続ける間にお客様として接する機会がないとは限りません。礼儀がなっていない人だと思われてしまうのはあなたにとって不利益ですし、現在の職場にとってもイメージが良くありません。

社会人として現職を代表して面接を受けているぐらいの心持ちで臨むのがちょうど良いと思います。

質問には必要なことだけスパッと答える

面接では定番の質問のほかに、その場の話の流れで質問を受けることも良くあります。

そのような答えを用意していない質問に対しては、自分の成果や実績をアピールしようと質問以上に回答しようとしてしまうことが多くなる印象です。

春巻き太郎
春巻き太郎

あんなこともこんなことも色々答えられると思ってしまうときに、話しすぎてしまいがち。

そんな時ほど面接官にあまりウケが良くなかったように感じたよ。

質問されたことに対しては10~20秒程度でポイントだけを回答するようにしましょう。もし回答内容に興味を持たれたり、もっと知りたいと思われたときは再度質問を受けるので、改めて答えましょう。

コミュニケーションしながらお互いを知るという意識で、面接官との会話を心掛けましょう。

まとめ

面接では自己紹介と志望動機、逆質問をしっかり準備しておき、あとは面接官との会話でアピールしていきましょう。

丁寧な態度と端的な回答を心がけながら良い印象を与えて、内定を勝ち取りましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました